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ソリッドに、ただソリッドに

1990年生まれ。社会の関心事をソリッドに切っていきます

合理的判断と感情的判断の違い(イギリスのEU離脱と舛添辞任から学び、トランプ米大統領就任を予想)

先日、大きなニュースが世界中を驚かせた。

news.yahoo.co.jp

評論家の事前の予想とは大きく違う結果となった。ブックメーカーでも2:8でEU離脱よりもEU残留支持が多かったので、多くの人にとって驚きだった。この記事では今回の読み違えがどうしておこったか?今後どのような流れになっていくかを述べる。

イギリスの国民投票は合理と感情の闘い?

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今回の国民投票合理と感情の闘いだったと例える評論家が多かった。

事前の見解では合理的な判断をすれば「二度にわたる世界大戦で傷ついたヨーロッパの平和を願って結成されたEUからの離脱はない。また、経済面でもイギリスが離脱した際のデメリットのほうが大きい。」としてEU残留を予想していた。ただ、今回の結果をみると合理的判断ではなく、感情によりEU脱退に流れたと多くの評論家は語っていた。

しかし、今回のイギリス国民の判断を不合理な判断と片付けていいのだろうか?

 

捉えきれていない国民感情〜舛添辞任から学ぶ〜

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イギリスのEU脱退は"感情的な判断"="不合理な判断"なのか?この考え方を多くの知識人がしていることが誤りだと感じる。

先日、東京都知事舛添要一が海外出張に多額の公費を使用していたことやその説明責任を果たさなかった事により、都民感情を逆なでにして辞任に追い込まれた。

「ルールを守っているので問題はない」と合理的に語っていた舛添の考え方と今回のEU離脱を予想できなかった評論家の考え方は非常に似ている。

 

「人は全体の幸福や歴史での位置づけに置いて合理的な判断をするのではない。自分の現在の感情をより良くするために合理的な判断をする。」

 

上記を理解していない知識人が多い。個の不満は溜まっている。今回のイギリスの問題で言うと若者や金融業界人以外、特に地方の年長者がイギリスがEUに包含される事に対して多くの不満を持っていたことがわかった。

 

グローバルにとっての合理的な選択が最適な判断とは限らない

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イギリスのEU離脱やトランプ支持をポピュリズムで片付ける人がいるが、そこは大きく間違っている。

今はどの国も国際的にリベラルな方向ではなく右傾化している傾向がある。イギリスのEU離脱は右傾化を代表する出来事だったが、アメリカのトランプも拝外的な発言を中心に国民の感情を掴んでいる。

私はトランプが国民の感情を掴み、アメリカ大統領になると予言する。これをポピュリズムと片付けるのではなく個人の感情にとっての合理性と考えないと、今後も想定外を多く繰り返す事になってしまうだろう。